自分では目にする機会がほとんど無いので普段は気になりませんが、背中にニキビができてしまうと、肌のざらつきやかゆみなど不快な症状に悩まされます。

しかし、毎日お風呂に入って洗っているのに、どうして背中にニキビが発生するのか不思議ですよね。そこで、背中にニキビができる原因や、男女によるニキビの発生状況の違いについて調べてみました。

背中にニキビができる原因

背中のニキビも顔のニキビと同様に、毛穴に過剰に分泌された皮脂や古い角質が詰まり、炎症を起こすことで発生します。しかし、背中は衣服のこすれや汗による湿疹などがあり、顔のニキビとは発生原因が異なる点もあります。

また、顔のスキンケアは毎日行っていても、背中のケアは自分ではしづらい点も、背中ニキビが悪化しやすい要因でしょう。

背中ニキビができる原因として、主に以下のような点が挙げられます。

過剰な皮脂の分泌

適度な量の皮脂は、肌表面を刺激から守るバリア機能として有効に働きますが、過剰な皮脂は毛穴を詰まらせる原因となることがあります。

背中は体の中でも皮脂腺が多い部分ですから、何らかの要因で皮脂量が増えるとニキビができやすくなります。

皮膚への刺激

摩擦などの刺激が頻繁に加わると、皮膚表面を守ろうとして、角質が厚く固くなることがあります。健康な状態ならば自然に剥がれ落ちる古い角質が、皮膚に残ったままになり、毛穴に詰まってニキビの発生につながります。

背中は衣服によるこすれが頻繁に起こりますし、日中にかく汗や寝汗などで蒸れて刺激を受けやすい部分です。また、体を洗う際にナイロンタオルなどでついゴシゴシ洗ってしまう人は多いと思いますが、そのような習慣で、背中の角質が固くなってしまっているかもしれません。

このほか、シャンプーやリンスの洗浄成分や柔軟成分は皮膚へ刺激を与えますから、髪を洗う際に背中についたシャンプーなどが十分に流せていないとニキビなどの肌トラブルにつながることがあります。

男女によって異なる背中ニキビの原因

背中にニキビができる原因として、上記のような点が挙げられますが、男女によって原因が異なる傾向にあります。

男性の場合、男性ホルモンの影響で女性よりも皮脂の分泌が盛んであるため、皮脂が詰まって背中ニキビが悪化する場合が多いようです。

また、女性に比べてボディケアへの関心が少なく、ニキビなど肌トラブルへの対策が不十分である点も男性に背中ニキビができる特徴です。

一方で、女性は男性に比べて皮脂の分泌量が少ない分、肌の乾燥が起こりやすく、皮膚への刺激を受けやすい傾向があります。

このため衣服のこすれや衣服に残った柔軟剤の成分による刺激などが原因で背中ニキビが発生することがあります。また、髪の長い女性は、シャンプーの際に髪だけでなく背中にもシャンプーやリンスの成分が残りやすく、ニキビができる要因となってしまいます。

このほか、女性は生理周期によるホルモンバランスの乱れも影響していることがあり、生理前や生理中に顔にニキビや吹き出物が出やすい人は、同じ時期に背中ニキビの発生に注意が必要です。

まとめ

背中ニキビの原因は、主に過剰に分泌された皮脂や、摩擦などの強い刺激が繰り返されることです。特に男性は、男性ホルモンの影響で女性よりも皮脂が多く分泌されますから、ニキビができやすい傾向にあります。